リハビリ開始 2022年3月16日(水)
午前中にまずは手の動きから、一緒に操れない左手左足をケアしながらの体の動かし方、左半身も疎かにせず連れて行く動作手順も習う。
このときの状態は左の指先は動く、肩を上げて体を上げてと言われて力を入れればホントにかろうじて浮く程度。しかも指先を上げる際にゆっくりあげたりはできず。加減はできない。
また開けた状態で保持するのが無理
足も力を入れればベット上で膝を引き上げられるけど、そこから踵を上げるとかは困難
リハビリ担当からは頑張れば治りが早いって励まされる。が。。。
ただ右が動くからこそ左が疎かになっている、感覚が鈍いのもあってちょっと左をひねっていてもわからない。動く右を活用するのは当然としても右だけで力技でするのはリハビリではないと。
左足ってどう動かしてたっけ?という感じ。
しかもその通りに体が動いてくれない。
存外にそのことにショックがあるような自覚はなかった。
少なくとも搬送されたときの指先も動かず、良左側を触られているかもわからなかった感触からはマシになってる気がする。現状こんなもんでしょうと思いながら現在地を把握しながら素直に愚直にリハビリに取り組むしかない。がんばる
お昼終わりに看護師さんが声かけてくれた。
車椅子に移ったができるようになったので大便の方はトイレに行きましょうと。
救急搬送時からおしっこは管をさされ自動排泄、大のほうはオムツを充てがわれてた。
やっぱりちょっと数日前から一変してオムツあるからと言われても羞恥心もあったからなのかこの日まであまり便意を感じなかった。でもトイレでしますかと言われた途端ちょっとしてみたくなり、そこまで便意はないと思っていたけれどしばらくしたら快便でスッキリ^_^
明日にはおしっこの管も外すと教わる。
午後には足関係のリハビリを開始
始めたのはまず右足のトレーニング、ゆっくりあげて、足先を伸ばしたあとゆっくり下げるを20回。
普段運動してなかったから結構きつい。
でも何故右も?と思っていたら、その動作は左でもするとイメージしやすい、その上で軸となる腹筋を鍛えることも必要と言われ納得できた。
重すぎた体重、それによる高血圧が脳出血を招いたのならば基礎代謝を上げつつ痩せていくのも目標の1つに頑張るか。
もちろん左手と足の機能改善を第一に。
リハビリ終わって病室へ。
夕方に仕事上の一通りの人に電話する。
病名は限った人にしか伝えてないと聞いていたけど理由なく長期休みますと言われりゃ気になるだろうし、人の口に戸は立てれないし、事実を知れてもどうこう思うところはなかった。
向こうは休むと聞いてた人からの突然の電話だし、なんとなく風の噂で聞いてたのか第一声は「大丈夫ですか?」「生きてるんですか?」だった。
普通に話しかけて普通に仕事の申し送りしてたわいのない洒落も言いながらしばらくいなくなるからよろしくねと会話して電話を切っていった。
自分で言うのも痴がましいけど要のポジションにいたのでてんやわんやで申し訳ないなーと思った。だけど、みんな口々に「心配した」「生きてて何より」「とりあえず休んでください」「あとはやっとます」「絶対戻ってきて仕事しましょうね」と言ってくれたのが嬉しい。 真面目に頑張って来てよかった。
早く、でも確実に左のリハビリを行って復帰したいって思って会社携帯の電源を落とした。
夕方にはビデオ通話で家族の嬉しそうな顔が見れた。
- どうなっても支えると言ってくれた奥さん、帰り待ってる家族
- また働きたいと思える仲間
- それについていけるだけの思考系の影響のなさ
- 左をリハビリで戻すとやることが絞れた
そんなあたりがショック受ける暇もなく現状から踏み出せばいいと思えたのかも。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません